食事で改善|うつは食事で改善あるいは予防しましょう

睡眠の重要性

ハートと聴診器

睡眠は大事

うつ病予防と治療で焦点が当たることが多いのが、睡眠です。うつになると、睡眠障害の症状が悪化してしまい、全く眠れなくなったり、朝早く起きるようになってしまったりと、睡眠に関して様々な問題が生じてしまいます。そうなると、いくら眠っても体の疲れは取れないばかりか、長く横になり続けることによる倦怠感のみが体に残ってしまい、余計に疲労が増してしまうリスクがあります。それだけではなく、睡眠不足によるいらだちはストレスを増やし、ストレスによってより症状が悪化してしまいます。そのため、抗うつ剤のお薬は、睡眠を補助する効果があるものが多いです。なぜうつになると睡眠障害が発生するのか。それは、睡眠のために必要な神経伝達物質であるメラトニンの分泌量が減るからです。メラトニンは、夜中に分泌される物質なのですが、日中に分泌されるセロトニンはメラトニンの原料にもなります。しかし、うつになるととセロトニンの分泌量は大幅に減ってしまいます。つまり、セロトニンが不足しているとメラトニンも不足しがちになり、その結果睡眠障害が発生するのです。

ぐっすり眠るために

睡眠障害を克服するには、いかにしてセロトニンを作るのかが課題になります。まず、抗うつ剤によってセロトニンの分泌量を増やすことが基本です。うつの症状が激しい時は現状この手段でしかセロトニンの分泌量を増やすことができません。他にも、食事でセロトニンの分泌を手助けするトリプトファンを摂取することも大事です。トリプトファンは主に乳製品に含まれていることが多いです。そして、日光を浴びるのも大事です。日光を浴びることで体内でセロトニンが分泌されるからです。日光は窓越しからでも浴びることができるので、カーテンを閉めずに開けて日光浴をするというのも治療の一環になります。ある程度回復したら、運動をするのも効果的です。運動によって体を疲れさせることができる他脳内神経伝達物質が分泌されやすくなるのでストレスの軽減につながり、疲れることで快眠効果が得られます。睡眠時にアイマスクや耳栓をして外部からの情報をシャットアウトさせたり、寝る前にホットミルクを飲んだりするのも快眠効果が確認されています。このように、快眠のための手段はたくさんあり、上手く複合することによってうつの改善や予防を行なえます。